コーン(トウモロコシ)もファーストチョイスの重要な原材料の1つです。コーンは、ビタミンEや不飽和脂肪酸のリノール酸が豊富で人間にとっても重要な食材です。 

エネルギーの源!炭水化物

コーンは主に炭水化物の供給源となります。炭水化物は、体内で「グルコース(ブドウ糖)」となって体に持続的なエネルギーを供給します。エネルギーは身体を動かし、体温を維持するのに必要ですが、それだけではありません。脳や血液にとってもエネルギーは必要です。特に、脳細胞や赤血球、腎臓のエネルギー源はグルコースに限られています。もともと、たん白質と脂肪からだけでエネルギーを摂取することのできる猫は、そのためにわざわざアミノ酸などからグルコースを合成して血糖値を維持しています。

コーン

細かくすることがおいしさのミヒツ

ファーストチョイスが使用しているコーンは、ファーストチョイスの工場があるカナダ産です。カナダ穀物協会(Canada Grain Commission)認定グレードの完全粒コーンで、カビや異物混入がないものを厳選して受け入れています。
コーンはまず粉砕機で微粉末にします。コーンの完全粒は、でんぷんが多く含まれる胚乳と、ビタミン、ミネラル、脂肪をバランスよく含む胚芽が一緒になっています。これを細かい粉末にすることによって物理的にも栄養的にも均質化させます。また、微粉末にすることによってでんぷんやグルテンなどの粘り気が高まり、ペットフードになったときの食感が良くなるのです。おいしさを追求しているファーストチョイスにとって大変重要な工程です。

そのままでは消化しにくい?!

細かい粉末になったコーンは他の原料と混合され、加熱・加圧されて粒状に成型されます。この時に加えられる熱により、コーンのでんぷんは「アルファ化」して、体内で消化できるようになります。ちょうどお米に熱を加えてごはんが炊きあがった状態です。アルファ化したでんぷんは、水分が残った状態で温度が下がると、再び消化されにくい形になってしまいますが、温度が下がらないうちに乾燥させるとアルファ化したまま長時間維持することができるのです。

とうもろこしのでんぷんは熱を加えることで「アルファ化」し、体内に吸収されるようになります。

犬はオオカミを祖先とする、もともと雑食性の動物で、人間との長い共同生活のうちに本来の雑食性がさらに進んでいるため、炭水化物を消化する能力は大変優れています。それに較べて、猫は本来肉食動物であり、古代エジプトですでに家畜化されていたときもネズミを捕ることだけを期待されたため、人間との共同生活の中でも雑食化しなかったようです。したがって炭水化物を消化する能力は犬ほどではありません。ファーストチョイスのドッグフードは、炭水化物の割合を32〜50%で設計していますが、キャットフードは25〜35%くらいと低めになっています。

このようにファーストチョイスでは、選びぬかれたコーンを愛犬、愛猫が食べやすく、消化しやすい状態でペットフードに使用しているのです。